[電子帳簿保存法]
記事の対象者:全事業者
009電子帳簿保存法とは
2022年10月6日
電子帳簿保存法とは、保存が義務付けられている国税関係帳簿・書類をデータで保存するのにルールを定めた法律のことです。
- 国税関係帳簿とは主要簿と補助簿のこと
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- 主要簿ー総勘定元帳、仕訳帳
- 補助簿ー現金出納帳、預金出納帳、買掛帳、売掛帳、経費帳、固定資産台帳、得意先元帳、仕入先元帳など
- 国税関係書類とは決算関係書類、取引関係書類のこと
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- 決算関係書類ー貸借対照表、損益計算書、試算表、棚卸表など
- 取引関係書類ー見積書、注文書、契約書、発注書、発注請書、注文請書、請求書、領収書、納品書、検収書などで自分の事業所が取引先など相手に渡す際の発行する控え、取引先など相手からもらう書類
電子帳簿保存法は3つの区分に分かれています。
- ①電子帳簿・電子書類
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- 電子帳簿保存は自社が期の最初から1年間(個人事業主は1月1日から12月31日まで)PCやシステムなどで作成した帳簿を要件を満たしてデータで保存すること。
- 電子書類保存は自社がPCやシステムで作成した決算関係書類や取引関係書類の控えを要件を満たしてデータ保存すること。
- ②スキャナ保存
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- 紙で発行した取引書類の控えや紙で取引先など相手からもらった書類をデータにして要件を満たして保存すること。
- ③電子取引
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- 相手に送ったり、相手からもらった取引データを要件を満たして保存すること。