一般課税で消費税の計算をする事業者税理士、会計士
経理担当
048Apple(アップル)からの領収書とインボイス
確定申告や決算、普段の経理をする際、iCloudを使っていたり、アプリ課金をしていて、Appleからメールで送られてくる領収書のインボイス対応がどうなっているか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論
インボイス制度の要件を満たしているものと満たしていないものがあります。
① iCloudの有料ストレージサービスについてはインボイス対応となっています。
② App Store経由でアプリをダウンロードし、課金して使うサービス(サブスクリプションタイプ)は『Appleからの領収書です』というメールのタイトルで送られてくる領収書は単体ではインボイスの要件を満たしていないものがあります。
私がいくつかのアカウントを確認したところ、2025年3月まではインボイス対応ではなく、4月以降インボイスの要件を満たした状態になっている可能性が高いです。
2025年3月までは消費税率や消費税額の記載はなく、インボイス登録番号の記載のない領収書が届いていました。
2025年4月以降はJCT10%、消費税額の記載があり、メールの下の方にインボイス登録番号(T8011101043359)の記載がされています。領収書から請求書に変わっています。
私が利用しているサービスは消費税率、消費税額の記載がありません。インボイス登録番号(T8011101043359)は記載されていてもインボイスの要件を満たしていないということになります。
ちなみにアプリ提供会社の公式HPを確認すると、インボイス対応についての情報があり、本体価格、消費税率・消費税額、合計金額、会社名とインボイス登録番号の情報とクレジットカードの明細と一緒に保存するように案内されています。
①のように『Appleからの領収書です』のメールだけではインボイスの要件を満たしていないものは公式ホームページでインボイス対応についての情報がどこかに記載されていないか探してみる、『アプリ名 インボイス』で検索してみる、それでも見当たらなければ問い合わせフォームなどから問い合わせてみるという方法もあります。
また、金額によっては探す手間(コスト)の方が高くなることもあるので、潔く、80%控除(2026年9月まで)の処理をする判断も必要かもしれません。
まとめ
アプリ提供会社の他の書類と一緒に保存することでインボイスの要件を満たせるものもあるので公式ホームページなどで確認すると良いでしょう。


