[電子帳簿保存法]
記事の対象者:システムの検討(新規・乗り換え)をしてる方
電子帳簿保存法について調べてなんとなくわかってきた方
電子帳簿保存法について調べてなんとなくわかってきた方
005電子帳簿保存法を攻略するのに何が大事?
2022年8月8日
電子帳簿保存法について調べてみたけど、なんでこんなに複雑なの?
も〜頭痛いっ(>_<)
ホント、そうですよね...
複雑になってしまう原因は、電子帳簿保存法だけでなく様々な要因が絡んでいるところなんです。
電子帳簿保存法についてどんなものか知っていて、ITや使用する機器の知識も必要で、システムを使う場合はシステムの特徴も知る必要があります。
電子帳簿保存法を攻略するには、それらの様々な要因を多角的に比較・検討するのが大事になります。
電子帳簿保存法に対応するシステムを導入する際に比較・検討する必要がある項目の一部と準備しなければならない代表的な項目をご紹介します。
- 義務化されている「電子取引」のみ対応するか、義務化されていない「スキャナ保存」「電子帳簿・電子書類」にも対応するかの検討
- 自社での電子帳簿保存法対応の運用が現実的かの検討
- 前述の検討事項に合ったシステムの採用と、そのシステムの運用費用の検討
- 注1
データは、最大10年間保存しておく必要があるので、『今だけ』や『2、3年単位』ではなく長い目で見て利用するシステムを検討する必要があります。
- 注2
なんらかの事情でシステムを変える場合に、システム移行時に問題がないかという点もチェックすることが大切です。
- 「スキャナ保存」、「電子帳簿・電子書類」に対応する場合、新たに機器(パソコン、プリンター、スキャナー、ディスプレイなど)を購入必要があるかの検討
- 周辺機器(プリンター、スキャナー、ディスプレイなど)が電子帳簿保存法の要件を満たしているかの確認
- 事務処理規程の作成
- 電子帳簿保存法の理解
- 業務フローの洗い出し(どんな書類をどのように取引先とやり取りしてるか、など)